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【作品紹介】
【STOTY】
遠い北の国からやってきた青年、田崎晋也。
ある事件に巻き込まれた彼は事故により、左目を失ってしまう。
それはやがて、彼を大きな運命に巻き込まれるきっかけに過ぎなかった…。
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ある日、晋也は一人の少女と出会う。
「りん」と名乗った少女は晋也に、
『私はあなたに会うために未来から来たの』
と告げる。
誰でも嘘とわかるような嘘に対して晋也は無視しつつも、りんや大学の後輩、バイト先の店長たちと日常を過ごしていく。
代わり映えはしないけれど、それなりに楽しい日々。
やがてこんな日々がずっと続けばいいのに、と思った矢先。
穏やかな日常は残酷にも跡形もなく砕け散ってしまう。
彼の前に広がる突然の血まみれの光景。
たくさんの猫が鳴いている。
――――そして。
彼の前にアイスを食べながら無数の赤い湖を見下ろす謎の少女が現れる。
「……ここで何が起きたのか知りたいなら、ついてきて」
晋也を誘うように少女は謳うのだった…。
【登場人物】
りん
とある廃工場の地下に眠っていた少女。
本人曰く「未来から来た」というが、嘘くさい。
なし崩し的に晋也がバイトしている「リトルアステリア」で働くことになる。
葉那
晋也の大学の後輩でバイト先も一緒という腐れ縁のような関係。晋也に好意を抱いている。
謎の少女
晋也の前に現れた謎の少女。
白衣に思い入れがあるらしくいつも着ている。好物はアイスキャンディ。
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